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結界師

『結界師』(けっかいし)は田辺イエロウによる少年漫画作品である。「週刊少年サンデー」(小学館)に連載中。2006年10月現在、14巻まで発売中。結界師である主人公が、夜の学校を舞台に「結界術」を使い妖怪を退治していく物語。2006年10月16日より、よみうりテレビ制作で日本テレビ系列全国ネットでTVアニメを放送中。 概要
本作は、妖怪退治の少年達の物語であり、題材としてはありふれているといえるが、作者の落ち着いた画風と確かな物語構成、自身の創作である結界術も読者にわかりやすい非常にシンプルなシステムに留めながら、優れた発想力によってバリエーション豊かに描かれ、上手く少年漫画として成り立たせている。


あらすじ
妖怪退治の専門家『結界師』を務める墨村良守は、妖(あやかし)を呼び寄せその力を高めてしまう魔性の地「烏森」に建つ私立烏森学園で夜な夜な妖を退治する毎日に明け暮れている。墨村家の隣に住む雪村時音も同じく結界師である。「間流結界術」の開祖である間時守が子をなさなかったために、その弟子であった墨村家と雪村家は400年もの間どちらが正当な後継者であるかを争い続けながらも共に烏森の地を守り続けていた。良守はかつて自分のミスから時音に大ケガを負わせてしまった事を悔やんでおり、それ以来二度と時音や周りの人々を傷つけないために戦うことを決意していた。そんな中、烏森の持つ特異な力に目をつけた『黒芒楼』(こくぼうろう)を名乗る、妖でありながら異色の人間社会らしきものを形成する者達、更にはそれに釣られるように人間の異能者集団『裏会』(うらかい)までもが烏森を求めて画策を始め、今、烏森を中心に何かが動き始めていた‥‥。


登場人物
墨村家
術の力に優れた家系。正統継承者は、産まれつき右手のひらに正方形の痣(方印)を持つ。

墨村良守(すみむら よしもり)(声優:吉野裕行・幼少時代:白石涼子)〔正統継承者〕
墨村家22代目(予定)の結界師で、「方印」は普段は包帯で隠している。烏森学園中等部2年生(2-2)の14歳。幼少時は自らの使命に嫌気を感じていたが、過去に自分のミスで時音に大ケガを負わせてしまったことを悔やみ、時音を守るために強くなることを決意する。結界の力と自身の瞬発力には目を見張るものがあり身体能力も高いが、頭に血が上りやすく戦い方が力任せなのが欠点。お菓子作りが趣味で、いつかお菓子の城をつくることが夢。コーヒー牛乳をこよなく愛する。火黒との戦いで絶界を使えるようになった(それ以前も感情が高まった時などに無意識に使ってはいたが、本人は気付いていなかった)。
斑尾(まだらお)(声優:大西健晴)
約500歳の墨村家付きの妖犬。嗅覚で妖の位置を探る気分屋。生前の名は銀露(ぎんろ、性別はオス。つまりオカマ)。住んでいた山を人間に荒らされ餓死。その後も成仏できずに相棒の鋼夜とともにその山を彷徨っていたが、間時守と出会いその後墨村家に仕えている。尾に強力な毒を持つ妖毒使い。鹿の生肉(新鮮かつ魂つき)が大好物だが、基本的に物を食べることは出来ない。
墨村繁守(すみむら しげもり)(声優:多田野曜平)〔正統継承者〕
墨村家21代目当主の結界師で、現当主。良守の祖父。68歳。強力な術者。頑固で口やかましく、基本的に怠け者である良守に手を焼いている。時子と仲は悪いように見えるが、若い頃は共に烏森を守っていた。
墨村正守(すみむら まさもり)(声優:宮内敦士)
結界師。良守の兄。21歳。裏会・実行部隊“夜行(やぎょう)”の頭領。異能者による自治組織・裏会の史上最年少の幹部で、十二人会第七客に就く。かなり高レベルな術者で、頭も切れるが、正当継承者の証である方印は出なかったため、そのことに対して少なからずコンプレックスを抱いているようだ。常に和服で、良守曰く「親父くさい」。良守より遥かに強力な絶界を使うことが出来る。腹の底で何を考えているのかわからない部分はあるが、部下の面倒見は良く、慕われている。相棒は妖鯉「黒姫」。
墨村利守(すみむら としもり)(声優:川庄美雪)
結界師。良守の弟。9歳。術はあまりうまくないが、現実的でしっかりしている。あだ名は、トショ。学校では図書委員。
墨村守美子(すみむら すみこ)(声優:金野恵子)
結界師。良守の母。正当継承者ではなかった。卓越した腕を持つ術者であったが、裏会からの仕事の要請をさんざん蹴ってきた。現在家を出ている。
墨村修史(すみむら しゅうじ)(声優:村治学)
良守の父。入り婿で主夫。魔除けが使えるが霊感はない。元、松戸平助の助手。小説家(売れていない)。

雪村家
術の技に優れた家系。正統継承者は産まれつき左胸に正方形の痣(方印)を持つ。

雪村時音(ゆきむら ときね)(声優:斉藤梨絵)〔正統継承者〕
雪村家22代目(予定)の結界師。烏森学園高等部1年生の16歳。自分の仕事に誇りを持っている。結界の力自体は良守に比べると劣るものの、戦い方は器用で結界の技術も高い。年長ということもあって、後先考えずに行動しがちな良守達の取りまとめ役的存在でもある。11歳のときに良守を庇い、右手に大きな傷を負った。その傷跡は現在も残っている。容姿端麗にして頭脳明晰、冷静で状況判断能力に長けているが、本当はかなり気が強く、怒らせた相手には容赦がない。男子生徒のみならず、男性教師に隠れファンが多いらしい。ゴキブリが大の苦手で、発見と同時に前後不覚の錯乱状態に陥る。
白尾(はくび)(声優:石井正則)
約400歳の雪村家付きの妖犬。斑尾同様嗅覚で妖の位置を探る。生前は間時守に飼われていた。斑尾とはあまり仲が良くない。斑尾に比べ主人に忠実。女好きで、時音をハニーと呼ぶ。
雪村時子(ゆきむら ときこ)(声優:田中真弓)〔正統継承者〕
雪村家21代目当主の結界師で、現当主。時音の祖母。70歳。小柄な老婆だが見た目にそぐわぬ強力な術者で、力・技術を兼ね備えている。時音同様、ゴキブリが大の苦手。墨村家(繁守)を毛嫌いしており、ことあるごとに衝突している。
雪村静江(ゆきむら しずえ)(声優:百々麻子)
時音の母。恐らく一般人だが、結界師の仕事や裏会などの来客には寛容。両親不在の折はカレーを差し入れたり、時子とは違って墨村家ともそれなりに親しくしているようだ。ゴキブリ退治のプロフェッショナルである(中身が出ない程度の絶妙な力加減でスリッパで殺る「仕事人」。しかも3秒以内で)。
雪村時雄(ゆきむら ときお)(声優:横堀悦夫)
結界師。時音の父。人が好くおだやかな人物。方印は出ず、正統後継者ではなかった。時音が幼い頃、妖によって殺害された。その際、時音に「『奴ら(妖の事とも取れるが、今のところ何を指すかは作中で明らかにされていない)』に隙を見せるな。」と言い遺す。

裏会
 全国の異能者達を統括し取り仕切る自治組織。家督を継ぐ事の出来ない者を中心に組織されている。所属するか否かは自由だが、存在の確認されている異能者は全員記録されている。

十二人会
 裏会を取り仕切る最高幹部会。全員が尋常ならざるレベルの異能者。幹部に任命された者には、身分を示す数字入りの札が与えられる(墨村正守ならば第七客であるため七の数字)。建前上は、番号に意味は無く皆同列とされており、札を壊してしまうか、もしくは失うと降格させられる。だが実際は、不慮の死による交代が最も多い。その身分を周りに対して秘匿しなければならないという暗黙の掟がある。

名前不明
十二人会第一客。
名前不明
十二人会第二客。
名前不明
十二人会第三客。
名前不明
十二人会第四客。
名前不明
十二人会第五客。
名前不明
十二人会第六客。
墨村正守
十二人会第七客にして、夜行の頭領でもある。良守の実兄。詳細は墨村家の欄を参照。
扇一郎(おうぎ いちろう)
十二人会第八客。風使いで名高い扇一族の出身で、扇を振るい正守の絶界ですらも防ぎ切れないほどの衝撃波を放つ。縦にも横にもボリュームのある人間離れした巨漢で、常に天蓋(虚無僧がかぶる深編笠)をかぶっており、素顔は不明。墨村正守が気に入らない。裏で密かに黒芒楼と繋がりを持っていた。
奥久尼(おくに)
十二人会第九客にして、裏会記録室の最深部・奥書院の管理者。自分の知識欲を満たすために、不老不死に手を出している。小柄な女性。謎食いの奥久尼と呼ばれ、裏会の抱えるあらゆる情報に精通している。
名前不明
十二人会第十客。
名前不明
十二人会第十一客。
名前不明
十二人会第十二客。

夜行
(やぎょう)と読む。裏会の実行部隊で、頭領は墨村正守、副長は刃鳥美希。能力の使い方を知らない者を一時的に引き取り、教育することもある。裏会の中でも若い者やはみ出し者が中心の集団だが、異能者同士で一種の擬似家族のような関係を形成し、実際は和気藹々と活動している。比較的最近生まれたばかり。現在は、裏会の命で烏森の監視も請け負っている。所属者は約百名。構成員のほとんどは正守を慕っているが、中には正守に不信を抱いている者もいるらしく、No.3が正守の幹部入りを漏らしたとの話も出ている。

志々尾限(ししお げん)(声優:宮下栄治)
墨村正守の命令で結界師補佐役として烏森に派遣される。烏森学園中等部2年生(2-1)。正守を崇拝している。妖の力を体内に宿している人間・妖混じり(統合型)で、鼻が利き、人間としては驚異的な身体能力と回復能力を持つ。しかしその力は不安定なところがあり、はみ出し者集団である夜行の中でも更に孤立していたようだ。人を寄せ付けない雰囲気があり、幼少時代から妖の気が出ていたのか人間関係を築くのが苦手ではあるが、それは感情表現が上手くできないだけで、本当は他人を思いやれる少年。甘いものが嫌い。黒芒桜の最初の烏森への総攻撃の際、自ら禁を破って遂に完全変化。良守、時音とともに牙銀を追い詰めたが、火黒の奇襲によって致命傷を受け戦死した。
花島亜十羅(はなしま あとら)
妖獣使い。24歳。色黒の美女で、スタイルも良い。志々尾限の教育担当者で限を可愛がっているが、指導するにあたって妖獣を調教するのと同様に彼を指導したため、限は彼女の命令には強制的に従ってしまう。妖獣を使って戦うため肉弾戦は苦手としながらもアパートのドアを蹴破るほどの力をもつ。烏森監視役の一人。限が殺されたことから、黒芒楼に対して激しい怒りを覚えている。
雷蔵(らいぞう)
亜十羅の使役している熊に似た妖獣。亜十羅の相棒。危機を感じると強制的に放電する。
限の裏会での一番の友達。雷雲を出し、雷を落とすことができる。
魔耳郎(まじろう)
亜十羅の使役している蝙蝠に似た妖獣。自由に空を飛ぶことができ、また耳もよい。半径100メートル以内ならなにが起こったかがわかる。
夜一(やいち)
亜十羅の使役しているユニコーンに似た妖獣。砂のように体をくずして敵にまとわりつく。
月之丞(つきのじょう)
亜十羅の使役しているグリフォンに似た妖獣。自由に空を飛び、刀のような尾で敵を切り裂く。
翡葉京一(ひば きょういち)
妖混じりで、左腕を無数の触手のように変化させることができる。烏森監視役の一人。志々尾限を夜行に引き取る際の事件から、彼を嫌っていた。
春日夜未(かすが よみ)(声優:桑島法子)
鬼のヨキを操る春日一族の鬼使い。冷酷な性格だが、ヨキには優しい。とある事件がきっかけで正守に抱き込まれて夜行の一員となり、裏でひっそりと仕事をこなすようになる。諜報活動が得意。親族に一人、裏会幹部がいる。
蜈蚣(むかで)
口から黒い糸のようなものを噴き出し、大型の空飛ぶ黒いムカデを作り出す異能者。仲間を背に乗せ運ぶ移動手段としての役割が大きい模様。
白道(はくどう)
剃髪の細身の青年。月刃(げっぱ)という、皿状のカッターを生み出して飛ばす能力を使う。黄道とよく行動を共にしている。
黄道(おうどう)
剃髪のがっしりした体型の青年。炎陽玉(えんようぎょく)という、当たると大爆発を起こす巨大な光球を生み出して飛ばす能力を使う。白道と行動を共にすることが多い。
刃鳥美希(はとり みき)
夜行「副長」。妖混じり(おそらく)で、左腕から黒い羽状の物を無数に飛ばすことができる。正守の腹心として行動している。
秋津秀(あきつ しゅう)
妖混じり。動きが俊敏で、背から羽を生やすことができる。いつも閃や大と共に行動しており、年上の立場から二人を諌めることもある。大人しくて人懐っこい性格。15歳。
影宮閃(かげみや せん)
妖混じり。詳しい能力は不明だが、手の爪が鋭くなった姿が確認されている。戦闘力というよりは、他の者の出す「気」を感じ取る能力に優れており、特に強い妖気を出す者を敏感に察知できる。自分より強い限がやられてしまったため、少々投げやりになっていた。黒芒楼の事件後は良守とよき友人関係にある。14歳。
八重樫大(やえがし だい)
幻影を使って相手に分身したようにみせることができる。攻撃手段は針。無口。13歳。
箱田(はこた)
頭から袋を被って目の穴だけ空けている男。視力が格段にいいようだが、戦闘能力は全く無い。母と共に夜行にいる。
明(あきら)
小学校低学年くらいの年齢の男児。任意の物体を透明化する能力を持つ。操を姉ちゃんと呼び慕っている。
操(みさお)
明と同じく、まだ小学校低学年くらいの女児。物体に声をかけて「友達になる」ことで、擬似的に生命を与えて操作することができる(ただしまだ能力が不完全なのか、操作できないものも存在する)。年の割に大人びたところがあり、よく明たちの面倒を見ている。争いごとは好きではないが、決して大人しいわけではないようだ。いつも人形を抱えている。
蜩(ひぐらし)
刃鳥と行動を共にすることの多い長髪の男。呪力を羽の形状にして、自在に空を飛ぶ事が出来る。

黒芒楼
(こくぼうろう)と読む。烏森を狙う妖の集団。妖でありながら人間のように独自の社会集団を形成している。異界を拠点としている。姫以外の全員の名前に色が入っている。


黒芒楼の主。若々しい見た目と異なり、かなりの高齢で衰弱している。豆蔵曰く「黒芒(くろすすき)の化け狐」ではないかとの事。白曰く「振る舞いはただのわがまま娘」らしい。無数の尾で対象を囲むことにより、相手の心を読む能力を持つ。良守に城を破壊させる為に大量の力を預けていたようだ。もはや衰弱に身体が耐えられず、黒芒楼と共に消滅した。
白(びゃく)
黒芒楼の幹部。本名・白沼。松戸の友人で加賀見リサの夫。身体の改造を繰り返した結果、左半身が無数の蟲により構成されている禍々しい姿をしているが、元々は自分のやりたいことを見つけられない普通の人間であった。体の蟲を左目から放ち、他の妖に寄生させ白の意思しだいで寄生対象に激しい苦痛を与えることができ、それにより他の妖を強制的に従わせる能力を持つ。力を求めて放浪中、黒芒楼に攻め入り姫の命を狙うも敗北。姫の言葉から自分の本当に望むものを見つけようと黒芒楼に加わり、積極的に黒芒楼を拡大していた。松戸・加賀見との戦いに敗れるも、姫により傷を癒される。しかし白は最期まで姫に突き従い、自分の本当に望んでいたものを理解して姫と共に消滅した。
藍緋(あいひ)
大昔より生きてきた、超巨大な花に似た妖。知能・戦闘力ともに秀でた高等な妖で、それを見込まれてか白によって強制的に蟲を入れられ、黒芒楼の城に囚われ研究部で人皮を開発している。人皮を使わずとも人間の姿に化ける能力を持っており、常に人の姿をしている。それについて本人は「人間に飼われていた時期があり、その経験からの癖」と言っているが、実は昔一人の人間を愛したことがあり、その頃から心の底で人間に近づきたいと思うようになったためである。(また、人間を喰わなくなった。)元々自由を望んでおり、白の死後蟲が抜け城から逃げようとするが、それを阻もうとした火黒と対峙し、致命傷を負い、綿毛を外の世界に飛ばして死んだ。初代人皮は彼女を囲っていた人間をモデルとした物である。人間の絆に憧れを抱いている。
牙銀(がぎん)
実行一部。炎鬼で、その身体から発する熱は、無色沼を一晩とかからずに干上がらせるほど。短気で好戦的。本当の姿は六本の腕を持ち、炎をまとった半人半馬。烏森への最初の総攻撃では圧倒的な実力を見せ付けたが、完全変化した限の攻撃を受け撤退。リベンジに燃え、その後の烏森襲撃にも参加するが正守によって瞬殺される。
紫遠(しおん)
実行二部。数々の妖を的確に統率し、犠牲も最小限にとどめる。蜘蛛の糸により敵を意のままに操る力を持つ。白に対する忠誠心は殆どないようだ。傀儡使いにおいてはトップクラスの腕前。碧闇を傀儡とし、黒芒楼を去った。
江朱(こうしゅ)
総務部。牙銀を馬鹿にしている。300年以上前から黒芒桜に仕えており、城の整備を請け負っている。城の絶頂期を知っているせいか、城の復興に誰よりも情熱を注いでいる。本当の姿は敵を絡めとる伸縮自在の脚を持つタコのような姿。良守に瞬殺された。
碧闇(へきあん)
情報部。百目(千珠眼)の妖でなんでも見通すことが出来る。(しかし、無色沼にあるウロ様の寝床を見通すことは出来なかった。)白と同じく、あまり清廉潔白な人物とはいえないようだ。基本的に敬語で話す。黒芒楼崩壊の際、紫遠を利用しようとしたが、あっさり傀儡にされた。
火黒(かぐろ)
比較的若いからか尖兵的な立場だが、知能・危険度ともに高い人型であることに加え、純度の高い完全な戦闘型の妖で、その戦闘能力は黒芒楼中でも桁違い。限をも凌ぐ圧倒的なスピードを誇り、全身に仕込まれた刀は斬った部位の再生活動をも完全に停止させてしまう恐ろしい能力を持つ。気まぐれな性格で、自らの美学に反していると考えれば、味方であろうとためらいなく斬り殺す一匹狼。烏森への最初の襲撃の際、良守の潜在能力に興味を持ち期待を抱く。また人間に対して複雑な感情を抱いている藍緋にも関心を示し、彼女の心の内をよく表していると考える、最も初期に開発された人皮を好んで着用している。烏森への総攻撃の際完全変化した限を奇襲。その刃にかけて致命傷を負わせた。一見、おちゃらけた男だが、頭は相当にキレる。もともと人間で人斬りだったようだ。良守の絶界によって倒された。
波緑(はろく)
黒芒楼が烏森に放った刺客。良守に倒される。
赤亜(せきあ)
黒芒楼が烏森に放った刺客。「美学がない」という理由で火黒に処刑される。
灰泉(はいぜん)
黒芒楼が烏森に放った刺客。煙幕と結界すら溶かす溶解液が武器。時音に倒される。
茶南(さなん)
黒芒楼が烏森に放った刺客。「美学がない」という理由で火黒に処刑される。

烏森
かつて間時守によってウロ様より譲り受けた土地。この地を治めていた烏森家の影響を受け、妖を呼び寄せ短時間で強くする力を持った不思議な土地。それゆえに昔から専任の結界師一族により管理されてきた。伝説や言い伝えが数多く存在するが、辻褄のあわないことも多く、未だもってして謎の多い土地。なぜか結界師の正統継承者はこの地ではめったに死なない。

烏森家
昔、この地に城を構え治めていた一族。異常に強い霊力を持っており、それを目当てに妖しげなものが寄り付いてくるほどであった。近づく妖(あやかし)は烏森家の力に影響されて急激に進化し、人を殺す事件も起きた。結界師はこれら妖怪を退治するために呼ばれ、その後代々仕えていた。だが、ある時3日間任に就けない日が続き、その際城内に魑魅魍魎が跋扈して烏森家を滅ぼしたとされる。以上が良守が祖父から教えられていた伝承であるが、烏森の秘密が徐々に明らかになるにつれ、烏森家の存在や伝承は何者かによるでっち上げではないかという疑いが出始めている。

私立烏森学園
烏森の地の上に建つ学校。中等部と高等部がある。昼間は普通の学校だが夜には化け物を呼び寄せる魔性の地となる。(これは、烏森が昼と夜とで変貌するのではなく、単純に妖は昼間行動できないため。)

烏森学園七十七不思議
季節に関係なく咲くさくら。夜になると雑魚が集まってくるらしい。

学校関係者
田端ヒロム(たばた ひろむ)(声優:手塚祐介)
墨村良守のクラスメイトで自称「情報の魔導師、烏森学園のデータバンク」。実際は、噂ばかりでロクな情報がない。雪村時音や志々尾限に興味を持ち調べていた。
市ヶ谷(いちがや)(声優:大原崇)
墨村良守のクラスメイト。メガネ。普段は、上記の田端ヒロムと共に良守と3人でいることが多い。
神田百合奈(かんだ ゆりな)(声優:和希沙也)
良守のクラスメート。霊感がある(見ただけじゃ霊なのか霊じゃないのかまではわからない)。良守のことが気になっている
三能たつみ(みのう たつみ)
烏森学園高等部の英語科教師。園芸部顧問。異能者で、守護霊の蛇(ロクサーヌ・シモーヌ・ジョセフィーヌ)を操る。自称「白バラの君」。

その他の人物
間時守(はざま ときもり)
間流結界術開祖。烏森家に仕えた最初の結界師。絶大な力を有した術者であったことは確かだが、烏森同様に謎の多い人物。碧闇の台詞から察するに、彼がウロ様から土地をもらい烏森を作ったのか…?詳細は不明。
花乃小路夢子(はなのこうじ ゆめこ)
ニコニコ心霊相談所主宰者で成仏できない霊の相談にのっている。通称「マザーさん」。本人はかなりのお金持ち。墨村良守とも知り合い。
松戸平介(まつど へいすけ)
大学の名誉教授だが、霊が見え異界を愛好する奇妙な男。70歳で墨村繁守の旧友。妖を研究しており、普通知りえないような妖の情報にも精通している。自分の死後、魂や肉体の一部を与える条件で多数の悪魔を飼っており、それぞれに美しい女性の姿を模倣させている。白沼の妻であった加賀見リサを愛していた。
加賀見(かがみ)
平介が偶然魔法陣によって召喚した高位悪魔で「死後の平介の魂と体」を引き換えに平介と契約した。平介が愛していた加賀見リサの姿を模させられており、彼の一番のお気に入りである。身体を自由自在に変化させることができ、主に体の一部を相手に突き刺す攻撃を繰り出す。その力は絶大であり、紫遠ですら戦わずに逃げ出す程である。
加賀見リサ(かがみ りさ)
白沼の妻で平介の想い人だった女性。白沼をつなぎとめるため、我が身を美しくすることに奔走した。自分が長生き出来そうにない事を悟って、道に迷ってばかりいる白沼のため最終的には不老不死を望んだ。しかし実験に失敗して二目と見られない姿になってしまい、自ら死を選んだ。
ウロ様
烏森の元主。自然物を司る神のような存在で、墨村家等があるあたり一帯(元々は烏森も含む)の土地の主。今は無色沼(むしきぬま)を寝床としており寝床が壊れると墨村家、雪村家に修理を頼みに来る。なぜ烏森を明け渡したのか、その経緯はよく分かっていない。ドーナツが好物。
豆蔵(まめぞう)
ウロ様の付き人のような存在。小さいがすごい力を持っている。
金剛毅
魔物『邪煉』を追う封魔師。三日間だけ行動をともにした師匠・黒鉄の跡を継いで、(勝手に)封魔師になる。17歳。斑尾曰く、実力はあるらしい。(邪煉と闘う必要上)非常にハイテンションで、ノリ突っ込みも上手。小さい頃は有り余った力で岩をよく砕いてた。
ナレーション(声優:宮内敦士)



結界術(けっかいじゅつ)
墨村家や雪村家、間時守などの使う空間操作能力の一種。その名の通り、結界を生成して攻撃や防御・移動などに転用することができる。良守たちが使っているのは「間流結界術」だが、絶界などといったそれ以外の結界術も存在するようだ。
間流結界術(はざまりゅうけっかいじゅつ)
開祖である間時守が、使いやすく整理した結界術の一つの方式。墨村家、雪村家は基本的にこれを使う。透明な直方体を生成し、足場にしたり、敵を囲んだりする能力で、非常にシンプルなゆえ多彩な応用が利く(形成のタイミングでジャンプ台にしたり、固さや粘度をある程度コントロールすることも可能)。発動には幾つかのステップがあり、「方囲(ほうい)」で標的を指定、「定礎(じょうそ)」で位置を指定した上で、「結(けつ)」により結界を生成する、という三段階がある(方囲と定礎は省略されることもある)。一度発生した結界は、「滅(めつ)」で内部の物を押し潰すことも、「解(かい)」で何もせずに解除することもできる。また、通常の直方体の結界だけではなく、糸状に伸ばした拘束用結界「念糸(ねんし)」や、他者の結界を強制的に解除する「切界(せっかい)」などの技術も存在する。決して無敵の能力ではなく、敵の激しい攻撃によって強制的に打ち破られたり、溶かされたりすることもある。
絶界(ぜっかい)
結界術の一種。間流とは異なり、身の回りに黒いオーラを纏い、敵の攻撃を弾いたり、強度によっては触れた物を消滅させることができる。強度や形状は使い手の感情や技術に左右されるようだ。
式神(しきがみ)
呪符に術者の呪力を込めることで形(ヒトや鳥等)へと形を変化させ、術者の命で働く存在を生み出す術。呪力の込め方次第で形や大きさを術者の自由に変え、クレイ人形のようなものから寸分たがわぬ人の姿まで作ることが可能である。通常、呪符には術者の印が記されているが、高レベルな術者の場合は印を消すことが可能である。
修復術(しゅうふくじゅつ)
壊れたものを呪力を用いて元に戻す術。烏森は、昼間は学校であるため夜の戦闘で出来た破壊はこれで直すが、地面がえぐれた等の自力でなんとかなるものは自力で直す為、上記の式神はその時よく使われる。
封魔(術)
巨大な釘を用いる術(正確には術ではない)。封印の釘と呼ばれる巨大な釘を魔物に打ち込み、その魔物を跪かせ、主従関係を結ぶ(主従関係を封魔師と結ばれた魔物は、その関係を結んだ封魔師としか闘えない)。さらに大量の釘を打ち込むことによって、魔物を封印する。本来は滅却を目的とした術はしないようだが、釘を介して打ち込んだエネルギーで敵を吹き飛ばしてしまうこともある。


用語
天穴(てんけつ)
槍の矛先部分と柄の間に輪のついた結界師が使う武器。構えて「天穴」と唱えることで輪の部分から妖の残骸を吸い取り消し去ることが出来る。戦闘の最後に、後処理として使用することが多い。
妖混じり(あやかしまじり)
妖を使役する異能者とは異なり、妖の力を自身の体内に持つ者を指す。主な特徴は、人間の域を超えた驚異的な身体能力と回復能力の二つ。身体の一部を寄生されている『寄生型』と、身体全体を寄生されている『統合型』の二つの分類があり、戦闘においては寄生された部位を変化させて戦うが、統合型の完全変化(身体全体変化させる)は妖化を意味し、能力者自身、己を制御出来なくなる為掟により禁じられている。実際、体内の妖に飲み込まれて人としての均衡を失う者や、恐れ持て余した結果その一生を力を封印することに費やす者もいるという。そのために一定の量の力を解放すると燃えるような痛みが走る炎縄印というストッパーが限にはつけられていた。
人皮(ひとがわ)
黒芒楼の妖が使用している妖の気配を消し昼間にも行動できるようにする特殊な皮。ただしこれを着ている間は妖としての力が制限される上に使用可能時間にも限りがある。
異界(いかい)
この世とは隔絶され、人も妖も簡単に行き来することは出来ない場所。


アニメ
2006年10月16日からよみうりテレビ・日本テレビ系列にて月曜夜7時に放送開始。一年間放送予定。

主題歌
オープニングテーマ:「Sha la la -アヤカシNIGHT-」/宇浦冴香(uura saeka)
作詞、作曲:稲葉浩志、編曲:葉山たけし
エンディングテーマ:「赤い糸」/稲葉浩志
作詞、作曲:稲葉浩志、編曲:葉山たけし
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