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宮崎知事選 そのまんま東氏が初当選

 宮崎県の官製談合事件で逮捕された前知事の安藤忠恕(ただひろ)被告(65)の辞職に伴う出直し知事選は21日投開票され、無所属新人の元タレント、そのまんま東氏(49)=本名・東国原(ひがしこくばる)英夫=が初当選した。高い知名度を生かし、事件を受けた行政・政治不信を背景に、前林野庁長官の川村秀三郎氏(57)や元経済産業省課長の持永哲志氏(46)ら4氏を振り切った。県民は行政・政治経験のない東氏に県政刷新を託し、事件で指摘された官民の癒着や「しがらみ」との決別を強く求めた。
 事件では競売入札妨害罪で起訴された安藤前知事を含め、県幹部7人が逮捕された。新人5人が立候補した知事選では入札制度の改善や県政刷新のあり方が争点となった。
 同県都城市出身の東氏は「しがらみのない政治ができるのは自分だけ」と主張し、同級生らが草の根運動を展開。「宮崎のセールスマンとなって全国に売り込む」と訴えた。一方で、出馬表明時に芸能界からの引退を宣言し、選挙中はタレント仲間の応援は求めず、観光振興や防災対策などを訴え、支持を集めた。
 昨年末に林野庁長官を辞職し、出馬を表明した川村氏は「県民党」を標ぼう。農林業の振興などを主張したが、出遅れが最後まで響いた。
 元経産省課長の持永氏は自民、公明両党の推薦を受けて組織選挙を展開したが、川村氏の出馬で保守が分裂し、共倒れの形となった。官製談合事件を受けた世論の厳しさから建設業界などの動きは鈍く、無党派層などの支持が行政・政治経験のない東氏を押し上げる結果になった。共産党県委員長の津島忠勝氏(61)と、元高校教諭の武田信弘氏(52)は支持を広げられなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070121-00000046-mai-pol
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