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MONSTER

『MONSTER』(モンスター)は、ビッグコミックオリジナルに1994年から2001年まで掲載された浦沢直樹の本格ミステリ漫画。単行本は全18巻が出版され、累計2000万部以上を売り上げた。

2000年には、第46回小学館漫画賞受賞。2004年春から同作品のアニメが日本テレビ系列で放送された。

猟奇殺人、医療倫理、病院内での権力抗争、親子愛、兄弟愛、人間愛、アダルトチルドレン、東西冷戦構造、ベルリンの壁崩壊の以前以後のドイツ社会などをメインテーマとしている。

2005年春には『ロード・オブ・ザ・リング』などの製作で知られるニューラインシネマが映画化権を獲得し、ハリウッドで実写映画化される予定である。脚本はジョシュ・オルソンに内定している。

傑作の評価も高いが、舞台となる旧東側地域が現在まで強力なニュース発信機構を持たないが故に、西側のステレオタイプな歴史観を鵜呑みにしているとする批判も根強い。この点が歴史認識に鈍感なハリウッド製作陣に気に入られたのではとする見方もある。 あらすじ
1986年、西ドイツ・デュッセルドルフの病院に、頭を撃ち抜かれた重傷の少年が搬送されてくる。天才的な手術の腕を持つ日本人外科医・テンマが、院長の命令を無視してまでその少年を救う。「死」を生む悪魔と「生」を生む医者が出会ったことで、陰惨で悲惨な物語の歯車がごとりと廻り始める。

東側の世界では西ドイツ社会を混沌の世界に突き落とすという異常な策謀が進行していた。チェコスロバキア秘密警察のフランツ・ボナパルタらは、子供たちを次々に西側諸国へ送る戦闘要員として教育していく。その過程でヨハンという怪物が生まれた。次第にヨハンの心の中の怪物は大きくなり、周囲の人間を次々に殺害していく。それはまるでボナパルタが描いた絵本『なまえのないかいぶつ』の主人公の怪物のように、人に取り憑き次々に周囲の人間を呑み込んでいった。

数年後の1995年、数年ぶりに遭遇したヨハンは確実に巨大な怪物に成長していた。テンマの患者を目の前で何の躊躇もなく殺害するヨハン。自分の中で何かが弾けたテンマは、怪物ヨハンを追いかける。果たして、テンマはヨハンの殺戮を食い止めることが出来るのか…。ヨハンを突き動かす『なまえのないかいぶつ』という絵本は何なのか…。ヨハンは何故殺戮を繰り返すのか…。物語はベルリンの壁崩壊後のドイツとチェコを舞台に展開されていく。

アニメ版
2004年4月6日から2005年9月27日まで日本テレビ系列で放送された。全74話。深夜アニメでは珍しく6クール(1年半)かけた長期放送を実現、原作をほぼ忠実にアニメ化している。

2005年12月27日と12月28日の両日、日本テレビでTVシリーズを前後編3時間に編集した総集編「MONSTERスペシャルバージョン」が放送された(前編1時間、後半2時間)。

主題歌
オープニングテーマ曲『GRAIN』
作曲:Calm
初代エンディングテーマ曲『for the love of life』
作詞:デヴィッド・シルヴィアン 作曲:デヴィッド・シルヴィアン/島邦明 歌:デヴィッド・シルヴィアン
二代エンディングテーマ曲『Make it Home』
作詞作曲:島邦明 歌:フジ子・へミング

キャスト(声の出演)
天馬賢三:木内秀信
ヨハン・ヴィルヘルム・リーベルト:佐々木望
ニナ・フォルトナー(アンナ・リーベルト):能登麻美子
ハインリッヒ・ルンゲ警部:磯部勉
エヴァ・ハイネマン:小山茉美
Dr.ユーリウス・ライヒワイン:永井一郎
ヴォルフガング・グリマー(ノイマイヤー):田中秀幸
ディーター:竹内順子
オットー・ヘッケル:安原義人
フランツ・ボナパルタ(クラウス・ポッぺ):野沢那智
ハンス・ゲオルグ・シューバルト:羽佐間道夫
カール・ノイマン:関智一
ロッテ・フランク:氷上恭子
マルゴット・ランガー:田中敦子
Dr.ルーディ・ギーレン:菅生隆之
ヤン・スーク刑事:菅沼久義
フリッツ・ヴァーデマン:大林隆介
ヤロミール・リプスキー:平田広明
リヒァルト・ブラウン:有川博
赤いヒンデンブルグ:弥永和子
ペーター・ユルゲンス:小山力也
ギュンター・ミルヒ:千葉繁
ルン:桑島法子
カレル・ランケ大佐:坂口芳貞
ネペラ署長:堀勝之祐
ミハイル・イワーノヴィチ・ペドロフ:大塚周夫
ミラン・コラーシュ:大塚明夫
マルティン・レースト:池田秀一
ヴィム・クナウプ:矢島晶子
ヘルムート・ヴォルフ将軍:北村弘一
ギュンター・ゲーデリッツ教授:家弓家正
ペトル・チャペック:田中信夫
クリストフ・ジーヴァーニッヒ:広中雅志
"赤ん坊":熊倉一雄
ロベルト:勝部演之
双子の父:花輪英司
双子の母:桑島法子/高島雅羅
幼いヨハン:上村祐翔
幼いアンナ:塚田真依
ハイネマン院長:池田勝
Dr.ベッカー:原康義
Dr.ボイアー:田中正彦
Dr.ノルデン:真殿光昭
Dr.アイゼン:家中宏
ヴァイスバッハ警部:仲木隆司
クローネッカー教授:鈴木泰明
マウラー記者:秋元羊介
ヒューゴー・ベルンハルト:山野史人
ハルトマン:矢島正明
Dr.シューマン:小林勝彦
ぺトラ:谷育子
ハインツ巡査:宮本充
ロッソ:銀河万丈
ジョーンズ:川辺久造
レイア:池田昌子
メスナー刑事:宝亀克寿
ミュラー刑事:幹本雄之
バーバラ:佐久間レイ
探偵:渡部猛
山荘の男(ハイトマイアー):青野武
森の老人:近石真介
マルティン少年:坂本千夏
フィリプ・ゼーマン警部:掛川裕彦
パテラ部長刑事:西村知道
ハムリク署長:藤本譲
ノヴァック刑事:二又一成
ミローシュ:真柴摩利
スークの母:杉田郁子
トマーシュ・ゾバック:飯塚昭三
グスタフ:高木渉
ラインハルト・ディンガー:山路和弘

小説 ANOTHER MONSTER
ヴェルナー・ヴェーバー 浦沢直樹共著 長崎尚志訳

著者の一人ヴェルナー・ヴェーバーが、原作のヨハン事件に関わる人々にインタビューをしていき、事件の謎を解き明かしていくストーリー。 ヴェーバーはオーストリア出身の、実在のフリーランスジャーナリスト。エヴァ、ルンゲ、リプスキーといった本編の重要人物にヴェーバーが証言を聞く事で、原作の事件を回顧していくと共に、ヨハンと関わった人々の後日談も知ることができる。本編でヴォルフガング・グリマーがボナパルタの実験について独自に調査し、記録した「グリマー・ノート」も公開され、さらに事件の真相に迫ることができる。なお最重要人物といえる、天馬賢三とニナ・フォルトナーには、ついにインタビューをとることができなかった。

日本での友人の証言による天馬の少年時代の出来事やドイツで医師になる事となった理由、アニメ「超人シュタイナー」の内容と製作過程、511キンダーハイム崩壊の詳細な経緯、フランツ・ボナパルタやヨハンとニナの両親のルーツなど、本編で語られなかった謎も明らかにされる。

また小説の中で、ヴェーバーはヨハン事件を追うと共に、オーストリアの病院で発生した猟奇殺人事件も追跡しており、ヴェーバーはその背後に不気味なホラー小説「闇のドルン」とボナパルタを思わせる新たな絵本、そして「もう一人の怪物」の影を察知する。そしてヴェーバーは、ついにその「怪物」と接近する。

全編、実在の作者ヴェーバーによる架空の人物との対話に、物語に絡む実際の政治的歴史、各所に挿入されたチェコやドイツの写真の効果もあり、フィクションを感じさせないリアルな、ドキュメンタリー、サスペンスの雰囲気を醸し出している。

その他
作品中で主人公のケンゾー・テンマは国境なき医師団に参加するが、実際の世界でもMONSTERの出版元の小学館が、国境なき医師団を支援している。



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