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華麗なる一族

華麗なる一族は、山崎豊子の小説『華麗なる一族』を原作とするテレビドラマ。2007年1月14日から同年3月18日までTBS系列で、毎週日曜日の21:00~21:54(JST、初回と最終回は22:24まで延長)に放送された。

TBSの開局55周年記念番組としても位置付けられており、全10回の予定である。

主演は、SMAPの木村拓哉が務め、連続ドラマでは、2005年4月期の『エンジン』以来となり(単発を含めるならば、『HEROスペシャル』、2006年7月3日放送以来半年振りとなる)、同枠では、2003年1月期の『GOOD LUCK!!』以来4年振りに登場することになる。
概要
原作および、これまでの映画・ドラマでは、阪神銀行頭取の万俵大介が主役だったが、この作品では大介の長男で万俵財閥の主力企業である阪神特殊製鋼の専務を務める鉄平が主役に変更されている。

ドラマの時代設定は1960年代の神戸。物語は旧神戸銀行と旧太陽銀行の合併(旧太陽神戸銀行、現三井住友銀行)及び1965年に発生した山陽特殊製鋼倒産事件をモデルにしたものといわれている。劇中の阪神銀行は、実在の阪神銀行(現みなと銀行)とは関係ない。また、原作では鉄平が勤務する会社名は「阪神特殊鋼」となっているが、本ドラマでは「阪神特殊製鋼」と変更されている。これも、実在の阪神特殊鋼(大阪市)とは関係ない。


キャスト

万俵鉄平が使用しているトヨタ・クラウン
万俵家
万俵鉄平(34) - 木村拓哉
万俵大介の長男で、父・大介がオーナーを務める万俵財閥の主力企業、阪神特殊製鋼専務。父の意向に反して東京大学工学部冶金学科(現・マテリアル工学科)に進み、卒業後はマサチューセッツ工科大学へ留学した経験も持つ技術者でもある。7年前、父・大介と高須相子によって閨閥結婚であったが元通産大臣で有力代議士の大川一郎の長女・早苗と結婚し、早苗との間に長男・太郎をもうけるなど良好な関係を築いている。理想と情熱を合わせ持ち、仕事にかける志は高い。阪神特殊製鋼の将来を考え、巨額の予算が必要となる高炉の建設を計画する。しかし、祖父に似すぎている鉄平を父・大介は快く思っておらず、仕事面での不協和音も合わせ、父と子の確執は更に深まることになる。妹の二子と自身の会社の部下である一之瀬四々彦の交際が発覚したが、反対することはなく逆にこの交際を喜び、応援している。大川も高炉建設を応援して、掛け替えのない父親だったが、病気のためこの世を去った。鶴田芙佐子とは、元恋人として付き合っていたが、志乃から芙佐子は自分が産んだ実の娘であり、父親は鉄平の祖父・敬介だと手紙を残して、この世を去る。そして、自分の父親が大介ではなく、敬介だということも手紙に書かれていた。つまり、芙佐子は自分の妹なのである。この事実を隠していた父・大介と母・寧子に怒りをぶつける。父・大介を提訴する為に万俵家を妻子と共に出て裁判に使える資料を探し始める。突貫工事決定前に阪神特殊製鋼から大介が20億を返還していた証拠を見つけ民事裁判に挑む。全財産を事故の償いに当てると考えている。幼い頃から父・大介に愛されていないと感じていた鉄平は「たった一度でいい、笑いかけて欲しかった」と言っているように、父親に愛されたかったのだ。裁判の決定的な証人となる銭高を出廷させるために銭高邸に日々通い説得し続けたり、工場で一之瀬四々彦との会話で「銭高さんは苦しんでるんだ」といった庇護する発言を銭高が聞いていたため出廷させることができた。
高須相子(39) - 鈴木京香
大介の執事兼愛人。15年前に万俵家に家庭教師としてやって来る。学生時代にアメリカに留学し、そこで結婚・離婚を経験するなど不遇な人生を歩んできた。しかし、万俵家に入り込んでからは、人並み外れた政治力とその美貌に更に磨きをかけ、大介の妻・寧子を差し置いて万俵家を仕切るなど、絶大な力を発揮する。大介がその勢力を拡げるために、息子や娘を政財界の有力な人物と結ばせる政略結婚のアイデアも産み出した。晩餐の時に妻の席に座った者が大介とその日一夜を共にするのが大介・寧子・相子の暗黙の了解となっている。しかし、相子と大介との間に子どもはいない。
万俵早苗(30) -  長谷川京子
鉄平の妻。元通産大臣・大川一郎の娘で、閨閥結婚で万俵家に嫁いできた。夫・鉄平との間には長男・太郎をもうけるなど、元は大介と相子の策略による閨閥結婚であったが良好な夫婦関係を築いている。しかし、独特の空気になった万俵家に嫌悪感を感じ始めている。そんな中、鉄平の夢が早苗の父・大川の運命を変えてしまう。また、結婚前に鉄平と恋仲だった鶴田芙佐子の存在を知り、彼女自身の行く末にも暗雲が立ち込めることに。鉄平が万俵家を出るとき夫に「太郎を連れて実家に帰ってくれ」と言われるものの「私は万俵鉄平の妻です」と言い、鉄平を感激させた。
万俵太郎(4) -  荒木崇秀
鉄平・早苗夫妻の長男で大介・寧子の孫。両親の愛をいっぱいに受け、のびのびと育った一粒種。
万俵銀平(31) -  山本耕史
大介の次男。父と同じ慶應義塾大学経済学部卒。阪神銀行本店営業部貸付課長で、将来の阪神銀行頭取候補でもある。端麗な容姿と明晰な頭脳を持つ。しかし、昔、母・寧子に起きたある出来事がきっかけで感情を押し殺し万俵家を傍観者のように見つめている。鉄平の高炉建設に自分の夢もかけあわせていたが、高炉爆発で泣き崩れた。父、大介に対しては敵わない、と諦めな気持ちを常にもって大介の片腕として傍に居る。兄、鉄平のことを自分に無いものを持っている人として尊敬をしており、慕っている。故に、鉄平の高炉建設にも応援をしており、また敵わないと思っていた父に、兄鉄平ならば勝てるのでは、と万俵家の未来にも期待をしていた。父側の立場にいながら、心の中では兄鉄平を応援しており、それは鉄平が大介のせいで追い詰められても諦めずに立ち向かう度に、その気持ちが強く表に出るようになった。母・寧子には息子らしい感情を持っている。万樹子が流産したとき、父・大介に激怒された。
万俵(安田)万樹子(24) -  山田優
大阪重工社長の令嬢で、後に銀平の妻となる。モデルのような抜群の容姿の持ち主。大学時代に妊娠し、宝塚の病院でその子を堕ろした経験を持つ。銀平は妻である万樹子に愛はなく冷めた結婚生活を送り、そして、義父である大介と高須相子の関係や歪んだ万俵家の秘密を知ってしまい、万樹子も相子と大介の仕掛けた閨閥結婚の犠牲者になる。その後、銀平の子を妊娠するが「堕ろせ」と言われてしまったため、飲酒を重ね流産をした。その後、万俵家に嫌気が差し、実家に帰った。
美馬中(44) -  仲村トオル
一子の夫であるが、冷えた結婚生活を送っている。エリート大蔵官僚で、現在は大蔵省主計局次長。学歴を積みキャリアとなったが、29歳の時に銀行局金融検査官として阪神銀行に赴いた際、歳に似ぬ尊大さと俊敏さが大介の目に止まり娘婿にと口説かれた。閨閥結婚のため、妻となった大介の長女である一子に対しては必要以上の愛情は無く、夫婦の関係は冷め切っている。そして、義父である大介の愛人の相子にも接近する野心家である。大介の指示で他行の情勢を大蔵省からとってきてくれと言われたとき、元同僚に「お納めください。調査費ですよ」と言い現金を渡して調べさせた。大介は美馬を良い様に利用しているが、美馬も政界に打って出るときの選挙資金の調達に大介を利用しようと考えている。
美馬一子(29) -  吹石一恵
大介の長女で中の妻。中との間に長男・宏をもうけるが、幸せな結婚生活ではない。だが、母・寧子に似て物静かで控えめな性格の為、耐え忍んでいる。自分自身が不幸せな結婚生活を送っている為、妹の二子と一之瀬四々彦の交際が発覚したが、反対することはなく逆にこの交際を応援している。一子と美馬中との結婚は、大介と相子が一番最初に企んだ閨閥結婚である。大介と美馬が大川リークの新聞記事が阪神銀行だったということを聞いて鉄平に教えた。美馬との生活に嫌気がさし,実家の万俵家に帰ってきた。
万俵二子(22) -  相武紗季
大介の次女。昨春大学を卒業し、花嫁修行に専念している。兄・鉄平の様に仕事に打ち込む一之瀬四々彦を兄と被らせて好意を抱く。四々彦とは密かに交際している。兄・鉄平と同じく大介と相子の関係は許容してなく、芯の強い女性である。しかし、鉄平の会社の阪神特殊製鋼を残すために佐橋総理の甥との婚約を決意し一之瀬四々彦と別れた。相子には嫌悪感を募らせている。
万俵寧子(54) -  原田美枝子
大介の妻で、鉄平、銀平、一子、二子の母。高須相子に家事万端を仕切られている。この為に屈辱的な生活を強いられている。晩餐の時に妻の席に座った者がその日、大介と一夜を共にするのが大介・寧子・相子の暗黙の了解となっている。華族(公家・嵯峨子爵家)の出身で、万俵家より貧乏華族でもいいからとにかく華族から妻をもらいたいということから、巨額の結納金と引き換えに家を救う為、万俵家の大介の元へ嫁いだ。これも閨閥結婚であった。雛人形のようにお飾りの育てられた事と内気な性格が災いし、高須相子が家内を取り仕切るようになってからは正妻とは名ばかりの有名無実化している。大介と共に30年以上に渡る万俵家の秘密でもある、ある苦悩をずっと抱え続けている。「公家のおなごの肌はマシュマロのように柔らかい」と万俵敬介が語っている。
万俵大介(60) -  北大路欣也
関西有数の都市銀行・阪神銀行頭取にして、阪神特殊製鋼の非常勤取締役。万俵家の家長。先代万俵敬介が創立した阪神銀行を全国第10位の都市銀行にまで発展させ、同じく先代が設立した万俵鉄工を近代的な設備を備えた阪神特殊製鋼へと発展させた。また、阪神銀行、阪神特殊製鋼など十数社を傘下に持つ万俵財閥の総帥でもある。しかし、自宅では妻・寧子と愛人・相子を同居させ、“妻妾同衾”という生活をしている。大蔵省が進める金融再編を前に「小が大を喰う合併」を成し遂げ、何としても阪神銀行を守り抜く為にあらゆる手段を画策する。同時に息子の鉄平へ激しい対抗心がある。妻・寧子と共に30年以上に渡る万俵家の秘密でもある、ある苦悩をずっと抱え続けている。
万俵敬介
阪神銀行の興祖。大介の父で、鉄平・銀平・一子・二子の祖父。料亭「つる乃屋」の女将・鶴田志乃の間にも娘・芙佐子をつくり、正妻の間には大介をつくる。

料亭 つる乃家
鶴田芙佐子(32) -  稲森いずみ
東京・麻布の料亭「つる乃家」の老女将・鶴田志乃の養女。昔、鉄平とは恋仲だったが義母の志乃を始め、相子や大介に交際をしていることを知られ、猛反対されてしまう。別れた後も日本にいるのが辛く、7年間海外に身を潜めた。もう二度と戻らないと決心していたが志乃が体調を崩したため、7年ぶりに帰国。鉄平への思いは今なおあるが、鉄平が結婚していることを知り、鉄平に冷たい態度をとる。
鶴田志乃(59) -  多岐川裕美
「つる乃屋」を営む老女将。必死に養女の芙佐子を育ててきた。しかし、芙佐子が鉄平と付き合っていると聞いた時は何故か猛反対して二人を別れさせた経緯がある。その訳を言うのを長くためらっていたが、死の間際遺言で芙佐子は実は養女では無く、自分の子供で鉄平の祖父で大介の父・万俵敬介の間に身ごもった存在だったことを明かす。第7話で胃がんのため死去。

阪神特殊製鋼
一之瀬四々彦(26) -  成宮寛貴
一之瀬工場長の一人息子で、阪神特殊製鋼社員。鉄平のことを心から尊敬している。鉄平と同じ東京大学工学部冶金学科(現・マテリアル工学科)に進み、卒業後はマサチューセッツ工科大学へ留学した経験を持ち、東大在学中から鉄平を慕っていた。上司である鉄平の妹・二子とは大学時代の付き合いがあり、大学を卒業した二子から好意を抱かれる。後に二子とは密かに交際をすることに。
一之瀬工場長(58) -  平泉成
阪神特殊製鋼業務担当常務、兼工業長。技術畑の出身で、鉄平が最も信頼している人物。技術偏重で経理面を軽視しがちな鉄平を心配しながらも、二回り年下の鉄平を信頼している。大介の次女・二子の交際相手、一之瀬四々彦の父。
銭高常務(52) -  西村雅彦
3年前に阪神銀行から送り込まれてきた阪神特殊製鋼経理担当常務。阪神銀行頭取である万俵大介の顔色を伺っている。偽融資の事件では万俵大介に責任を被せられた。大介に帝国製鉄の役員を約束されている。大介に家族の保障をされ罪を被るよう指示されるが鉄平の熱意に心を打たれ・・・。
石川社長 -  中丸新将
阪神特殊製鋼社長。大介の妹・千鶴の夫で義弟にあたるが、鉄平が実質的に経営にあたっているので、所謂お飾り社長。しかし,錢高と同じく阪神特殊製鋼の中では唯一,鉄平に意見できる人物。高炉建設にもあまり乗気ではなかった。
荒武玄 -  六平直政
阪神特殊製鋼の沖仲仕。当初は、鉄平と対立していたが海に溺れた荒武の仲間を鉄平が救ってから心を開き、突貫工事の人数不足の時には人手を集めてやってきた。高炉が爆発した時、怪我をしている仲間を助ける為、中に入りその直後、爆発、死亡した。爆発の直前、「若(鉄平)、こんなことで高炉建設諦めたらあかんで!」と、鉄平を励ました。

阪神銀行
大亀専務(60) -  武田鉄矢
阪神銀行経理担当専務。必死に働く姿が大介に評価され、専務に取り立てられる。裁判では被告側の証人として立つ。大介に他行の裏事情や汚れ仕事を任されている。過去に大亀直属の部下が失敗した時、大介に許してもらったことに感涙して大介に忠誠を誓うことを決めた。
芥川常務(54) -  小林隆
阪神銀行常務、兼東京支店長。阪神銀行は関西がメインの銀行である為、東京の大蔵省や通産省、他行の情報収集を一手に任されているキーマン。マスコミにもパイプを持っている。しかし、鉄平の義父・大川一郎の三栄銀行からの政治献金をマスコミにリークした責任を万俵大介に被せられ、大川の没後は大介によってグループ会社の万俵倉庫へ左遷された。
角田支店長 -  田山涼成 
阪神銀行池田支店長。大介の仕掛けた預貯金ノルマを達成する為に連日徹夜で奔走する。持病の狭心症を知っていた万俵大介の期待にこたえたが、「一人の犠牲を以って、全員の士気を高める」という、大介の思惑通り達成直後、死亡した。
速水英二 -  鼓太郎
阪神銀行頭取秘書。銀平と同期。

大同銀行
三雲祥一(50) -  柳葉敏郎
都市銀行第5位、大同銀行頭取。日銀OBで、天下りで頭取に就任。鉄平がマサチューセッツ工科大学に留学中に日銀ニューヨーク事務所駐在参事としてアメリカで知り合い、以来親交を深めている。鉄平のよき理解者である。しかし、日銀出身の甘さゆえ、大介の罠にはまることに・・・。鉄平に会社更生法の適用を覚悟するよう話す。大介との会談後,三雲の人生は暗転していくことになる。
綿貫千太郎(58) -  笑福亭鶴瓶
大同銀行専務。貯蓄銀行時代からの生え抜き派で、日銀からの天下りである三雲頭取のことを快く思っていない。その事から阪神銀行頭取である万俵大介から目を付けられ、合併後の新銀行の副頭取を約束されている。
小島恒夫 -  金田明夫
大同銀行常務で、綿貫専務の腹心。綿貫専務と同じく貯蓄銀行時代からの生え抜き派。

大蔵省
永田大蔵大臣(63) -  津川雅彦
現大蔵大臣。大蔵省事務次官から政界入りし将来を嘱望されていたが、時の総理の経済政策に徹底的に楯ついたために6年間冷や飯を食わされた。その間ずっと大介から経済的援助を受けてきた。しかし、大蔵省が進める金融再編に伴い大介へ経営戦略の転換を迫る。大介との会談では「まだ、大きい石が二つ足らん」と言い、2億を大介に振り込ませた。モデルは福田赳夫と思われるが、扇子を頻繁にあおぐなど津川の演技には田中角栄も混じっているようである(不毛地帯・沈まぬ太陽など原作者・山崎豊子の他作品にも登場する)。
春田局長 -  田中隆三
大蔵省銀行局長。金融再編に奔走する。
田中検査官 -  伊藤正之
大蔵省銀行局検査部検査官。大蔵省主計局次長である美馬中とは同期であるが、美馬中がトントン拍子で出世しているのに対し、ずっと銀行局検査部で主のような存在になっている。阪神銀行の子会社である白鷺信用金庫への就職を約束され美馬の口車に乗る。

通産省
大川一郎(60) -  西田敏行
鉄平の妻である早苗の父。衆議院議員で、元通産大臣の代議士。娘婿である鉄平の器の大きさを認め、本当の息子のように可愛がっている。高炉建設実現に向けて通産省や銀行などの根回しをするなどの後押しをしている。しかし、病で倒れ寿命が長くないことを知った万俵大介により、大川の三栄銀行への闇献金疑惑を新聞社にリークされた。そして犯人を見つけられないまま、鉄平と早苗に見守られながら亡くなった。最期まで鉄平を心配し続けた。名前の由来は1960年代の代表的党人政治家・大野伴睦と河野一郎をモデルにしたものと考えられる(不毛地帯など原作者・山崎豊子の他作品にも登場する)。
石橋局長 -  大和田伸也
通商産業省重工業局長。高炉建設許認可の担当局長。帝国製鉄と通じて阪神特殊製鋼に対して圧力をかけてくる。
水谷通産大臣 -  板東英二
現通産大臣。大川にたじたじ。

帝国製鉄
和島所長(51) -  矢島健一
国内最大の製鉄会社、帝国製鉄尼崎製鉄所所長。鉄平の能力に危機感を抱いており、阪神特殊製鋼に対する様々な妨害を行なう。通産省の石橋局長と共に鉄平を妨害する。そして,阪神特殊製鋼の会社更生法の破産管財人となり,鉄平を阪神特殊製鋼から解雇する。
佐橋和也 -  猪野学
佐橋総理の甥に当たる帝国製鉄のエリート社員。二子の縁談相手。原作だと「細川一也」になっている。

閨閥を取り巻く人々
安田太左衛門 -  石田太郎 
大阪重工社長。阪神銀行の筆頭株主であり、安田万樹子の父。
伊東夫人 -  長内美那子
銀平と万樹子の縁談の仲人。
小泉夫人 -  鰐淵晴子
元駐仏大使夫人。二子と和也の縁談の仲人。

高炉建設資金の融資銀行
宮本頭取 - 黒部進
長期開発銀行頭取。阪神特殊製鋼のメインバンクによる債権会議の議長役。
日下部頭取 - 沼崎悠
三栄銀行頭取。阪神特殊製鋼の取引バンク。

鉄平VS大介の裁判の関係者
倉石弁護士 -  萩原聖人
鉄平の高校時代からの友人である弁護士。裁判時には大介を厳しく追及する。
曽我弁護士 - 浅野和之
阪神銀行顧問弁護士。
裁判長 - 山野史人
神戸地方裁判所・裁判長。

その他
志摩観光ホテル支配人 - 佐野史郎
万俵家が年末年始を過す志摩観光ホテル支配人。
山田所長 -  峰岸徹
第一製鋼名古屋工場所長。
高須徹 -  宮川一朗太
相子の弟。高校の教員をしており、結婚し子どもも設け平凡ながらも幸せな生活を送っている。姉の相子のこれからの行く末を心配している。
大川一郎の側近議員 - 松尾貴史
大川闇献金疑惑を新聞社に止めるよう指示した側近議員。新聞を大川に見せて謝罪した。
他 - 、鶴田忍、津村鷹志、渡辺寛二、山田明郷、武野功雄、菅原大吉、かねきよ勝則、みのもんた

原作との相違点
ドラマ化にあたっては、主人公が原作の阪神銀行頭取・万俵大介から、その長男で阪神特殊製鋼専務・鉄平に変更されたこともあり多くの設定等が原作と異なっている。


登場人物の設定と関係
万俵家の三女・万俵三子、万俵鉄平・早苗夫妻の子どもで長女の京子、三雲祥一大同銀行頭取の娘・三雲志保、美馬中・一子夫妻の子どもで次男の潤はドラマには登場しない。
万俵銀平とかつて恋仲だった小森章子とのエピソードは今回のドラマでは無くなっているが、その代わり鉄平が主役に置き換えられた為か、原作には無い鉄平と鶴田芙佐子が過去に交際していたというエピソードが新たに加わっている。
一之瀬工場長の息子である一之瀬四々彦は原作では、名前の通り四番目に出来た子どもで四男という設定になっているが、本ドラマでは一人っ子という設定になっている。
「つる乃屋」の老女将の鶴田志乃が万俵家の先代の万俵敬介の愛妾だったということを、原作では鉄平はもちろん大介も知っているが、ドラマでは鉄平は知らないことになっている。原作では「つる乃屋」で鉄平は時折、「スカッと遊んで性処理をしたり」という描写があり、先代の敬介も同じように遊んでいたのである。しかし、本ドラマでは鉄平と大介の父子の葛藤と、鉄平と早苗の真実の愛を貫くというテーマもあり、こういう描写は無しになっている。また、鶴田志乃は先代の敬介の初孫で敬介が鉄平を一番可愛がっていたことを知っており、鉄平のことを原作では「ぼんぼん」と呼んでおり、ずっと関西弁を話している。
本ドラマでは鶴田志乃が末期に鉄平へ手紙を書き「鉄平は敬介の子ではないか」と直接的な疑念を表現をし、鉄平が大介に対して家族全員の前「自分は母と祖父の子供ではないか?」と追求している。しかし、原作では泥酔した鉄平が芙佐子と関係を持とうとした際、芙佐子より「自分は敬介と志乃の娘である」と告白され、「では自分と君は叔母・甥の関係か?」との鉄平の問いに、「それならまだしも、あなたと私は・・・」と芙佐子に絶句され、あくまでも間接的な示唆に留まっている。
本ドラマで阪神特殊製鋼の沖仲仕で登場する「荒武玄」は、原作では阪神銀行の預金獲得競争を担当する営業担当常務である。
大介と相子が仕掛ける二子の縁談相手が原作では、佐橋総理夫人の縁戚に当たる甥という設定の為、姓が違う「細川一也」となっているが、本ドラマでは「佐橋和也」と変更されている。

高炉建設
原作では高炉建設に向けて阪神銀行に融資の依頼をした後、10%減額されてから大介に激怒したが、本ドラマでは鉄平が父・大介に「相子さんは結局、お父さんの愛人じゃないですか」と言ってから融資を減額された。
鉄平が10%減額された分の融資分の調達をするに当たって、原作では、協調融資銀行と新規の生命保険会社と大同銀行から調達したということになっており、この融資に関しては大川一郎は関与してはおらず、鉄平自身で減額された融資分を調達している。本ドラマでは鉄平の岳父の大川一郎の紹介で三栄銀行(原作では第三銀行であるが、現在同名の銀行がある為、本ドラマでは変更)からと大同銀行から調達したということになっている。

スキャンダルのリーク
万俵大介が最初に吸収合併を狙った三栄銀行の不正献金相手は、原作では永田大蔵大臣の政敵・田淵自由党幹事長であるが、本ドラマでは閨閥相手(鉄平の岳父)である大川一郎に変更されている。大介は病魔に倒れ余命幾許も無い大川の利用価値を見限り事件をマスコミにリークするが、これにより大介の冷徹な性格、鉄平との葛藤を強調する効果を出している。また、本ドラマではリークの責任を芥川・常務東京支店長が被せられグループ会社へ左遷されるが、原作では当然そのような場面は無い。

裁判
原作では、鉄平が倉石弁護士と共に大介を告訴するも、公判が始まる前に阪神特殊鋼の破産管財人となった帝国製鉄の和島所長によって専務を解任され訴訟の原告資格を失っており、親子の裁判シーンは登場しない。
本ドラマの裁判では銭高・阪神特殊製鋼常務が証言することにより、結果的に大介を裏切ることになるが、原作では前述のように裁判シーンが登場しない上、銭高は最後まで大介に忠誠を尽くしている。

その他
ストーリーの舞台となる1960年代には使われなかったであろう外来語がいくつか登場する。たとえば巨大銀行を意味するメガバンクは1990年代に入ってからだろうし、リークというのも当時から使われていたかどうかはいささか疑問である。
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